自分で壁紙を張替えるコツ

自分でクロス張替えする場合、何が一番難しい？天井、コーナー、継ぎ目

自分でクロス張替えをしようと思ったら、壁紙とのり、カッター、定規は必要ですが、少し割高になりますが、今では壁紙にのりがついたものも売っています。
それによるクロス張替えは、壁紙を壁に張りながら、裏についているシートを剥がしていくというやり方です。
自分でのりを塗らなくて良いのは簡単ですが、それでも張るのに一番難しいところは天井です。
天井は脚立等に乗りながら片手で壁紙を押さえ、もう一方の手でシールを剥がしていくという形になりますので、これはとても大変な作業です。
継ぎ目はクロスを重ね張りしてから定規を使いながらカッターで処理していきます。
部屋の4隅等のようなコーナーは壁紙を折り曲げる必要がありますので、上手にやりましょう。
のりのついた壁紙を使って作業するときは、あまり何回も張ったり剥がしたりを繰り返すと、のりが剥がれ易くなってしまうので注意が必要です。
また剥がし方が悪いと壁紙同士がついて、使い物にならなくなってしまうこともあります。
そうすると予定していたメートル数では足りなくなってしまうので、慎重に剥がしていく必要があります。

何でも自分でやってみよう！自分でクロス張替えしてみる

部屋の雰囲気を変えたいと思っても、専門業者に依頼するとなると施工費用が高く気軽にはできないものです。
家のリフォームには、柱や基礎構造的知識が必要で素人にはできないものもありますが、クロス張替え作業は意外と簡単にできるものです。
少しくらいミスをしてもそこは愛嬌で、それが原因で家が崩れることはありません。
クロスをネットで検索すれば種類が豊富で、好きなデザインが必ず見つかります。
自由に選べて、費用を安く抑えられるので自分でしてみてはいかがでしょうか。
クロス張替えのポイントとしては、今貼られている元のクロスをよく観察して貼り合わせ部分をどのようにしているかを見て段取りを考えておくことです。
特に注意したいのは貼り合わせ部分で、角に合わせて貼り合わせないように注意して下さい。
角に隙間ができると剥がれやすくなります。
上下の端や貼り合わせ部分は２～３ｃｍ余裕を持たせて貼り、カッターで切り合わせるようにして継ぎ目が目立たないようにします。
なでバケで空気を抜き平らにしますが、どうしても難しいときは溜まった空気の部分にカッターで切り込みを入れると抜くことができます。
一発勝負ではなく失敗しても糊が乾くまでは、剥がして貼り直し修正ができるので自分でクロス張替えしてみましょう。